「暮らす奥大和」は、奈良県の南部東部地域を指す「奥大和」での
自然豊かな暮らしを体験し、移住について真剣に考えることができる
ローカルステイ・プログラムです。
プログラム参加者は、奥大和在住のメンターやホストメンバーとの
オンライン面談を経たのち、現地でのローカルステイへ参加。
土地への深い愛情を持つホストメンバーに連れられ、
奥大和での暮らしを見て、知って、触って、嗅いで、聞いて、食べて、
味わって、住民の方々とのコミュニケーションも図りながら、
風土や歴史、その他さまざまな地域に息づく文脈を
五感で感じる数日を過ごします。
「どんな家があるのか?」「どんな人が住んでいるのか?」
「仕事はあるのか?」「どんな教育が受けられるのか?」
「子どもは何人くらいいるのか?」「買い物は?」「病院は?」など
いざ暮らすとなったら気になる疑問、または支援制度といった情報を、
ホストメンバーやメンター、県や村の担当者から直接得ることができます。
知らない土地に住むということ。
知らない人が地域に住むということ。
移住にまつわる不安は、住む側にも、
受け入れる側にも、どちらにも存在します。
当事業は、参加者に地域の魅力を体験してもらうことはもちろん、
参加者の「知らない」から生まれる不安というハードルをひとつずつ外していき、
事前に知っておいてほしいこと、大事にしてほしいことなども
共有することで、住む側も受け入れる側もお互いにうれしい
「幸せな移住」のご縁を育むプロジェクトです。
「奥大和」は奈良県中南部・東部の19市町村を指す言葉です。山岳地帯の南部、比較的平地の多い中南部、高原が広がる東部からなるこのエリアは、人口が集中する県北西部の奈良盆地とは対照的に、広大な範囲に町や集落が点在。人々は今なお、それぞれの土地で育まれた奥深い歴史や文化、信仰とともに、暮らしを営んでいます。